本日は住宅ローンの減税について簡単に触れたいと思います。
住宅ローンの金利負担を軽減するため、ローン残高の1%を所得税(一部、翌年の住民税)から10年間継続して控除する制度です。但し、この制度にも要件があります。まず、平成33年12月までに入居し、自らが居住するための住宅であることが大前提です。次に年収は3,000万円以下で、床面積は50㎡以上です。併せて、住宅ローンの借入期間が10年以上 等です。
控除対象借入限度額は4,000万円の1%、控除期間が10年間です。所得税からの控除限度額は400万円となります。尚、長期優良住宅・低炭素住宅の場合はそれぞれ、5,000万円の500万円です。
この制度は新築だけではなく、条件はありますが中古住宅の購入、自宅の増改築に伴うローンの借り入れも対象となります。
手続きは、初年度については確定申告が必要ですが、二年目以降は年末調整により可能です。
前回のすまい給付金同様、少しの手続きで還付されてきますので、損をしないようにしましょうね。ご不明な方は何なりとお申し付け下さい。
(注)所得税が控除されるという事ですが、くれぐれも借り過ぎないでください。
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